キレイに話すよりも大事なこと

今月から、「週末留学」という、約1ヶ月の短いプログラムに参加している。「留学」と名前がついているが、Zoomを使って海外に居住している人と繋げてもらい、外国の文化に触れようというのが主旨だ。1コマ1時間半のクラスを15回ほど、という手軽さに惹かれた。

双方向的なコミュニケーションでプログラムは進むので、僕らにも英語を話す機会がある。参加資格は「やる気」ぐらいなので、参加者の英語のレベルだっていろいろだ。ここでちょっとした発見があった。

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継続することについて⑤【習慣と助走期間】

マラソンや外国語の学習といったものは、「継続すること」が必要になる。苦手な人にとっては、嫌な嫌な「コツコツ」だ。このコツコツを味方につけるには、やるのを習慣にするのがいいんじゃないかなと思っている。

コツコツをずーっとやっている人のことを、凄いことをやっているように見えるかもしれない。けれども、案外「やるのが当たり前」になっちゃっていて、本人は大してしんどいとも思っていなかったりするものだ。つまり習慣になっているのだ。毎朝テレビをつけるみたいに。

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なりきってセリフを言うのは、わりと近道なのでは

「雷雨」というタイトルの、とんでもない悲劇を上演した。

僕が通っていた大学には「語劇祭」という演劇のイベントがあり、各学部の有志の学生が、自分の専攻している言語でお芝居をやっていた。僕はそこで4年間毎年、中国語で演劇を作っていた(中国語専攻だったんです)。これは3年生のときに上演した劇の脚本だ。

いま振り返ってみると、この「語劇」に参加していた学生は、外国語を話すことにわりと親しんでいたのではないかと思う。そして、喋られるようになるのが早い人が比較的多かった印象がある。

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継続することについて④ 【習い事が続かなかった】

僕は、習い事が続かない子供だった。サッカーと水泳を習いに行ってたことがあったけど、なんとなくやりたくなくなって、すぐに辞めてしまった。

辞めた当時は、ものすごく申し訳ない気持ちになったように記憶している。今考えてみると、親の期待に答えられなかったことが、申し訳なかったんだと思う。

「そりゃ辞めるわ」と、今なら分かる。サッカーもプールも、自分からやりたいと思っていなかったから。

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継続することについて③【グッドバイ・フェードアウト】

やりたかったはずなのに、あるいはやると決めたはずなのに、フェードアウトしてしまった。そんな経験、ありますか?僕にはある。壮大な抱負を年始に掲げたりするんだけど、年末には抱負があったことすら忘れている。誰や、「今年は歴史を勉強する」なんて言ってたの(私だ)。

挫折したことはさておき、習慣的にものごとに取り組む助けになっているのが、「ほぼ日手帳」だ。使い始めて4年になる。僕の使い方は、こうだ。見開きの左側の日付のあるページには「やったこと」、右側の白紙のページは、メモとして使っている。

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