継続するということについて ①

勉強でもなんでも、「なにかを続けるのが苦手」という人は少なくないみたいだ。

noteという文章を投稿できるサービスがあるんだけど、そこには「noteを毎日書くためのコツ」という趣旨の文章がめちゃくちゃいっぱいある(笑)。やはり関心を持っている人はいるんだろう。

実は、これをテーマに文章を書きたかった。だがずっと二の足を踏んでいた。というのは、「自分は継続性があるんでっせ」というようなことは、自慢にしかならへんやんけ、と考えていたからだ。

たしかに僕は継続的に何かをやるのに向いているから、その立ち位置から物を書くことになるしね。

でも、先日ちょっとあるお友達と話して思うところがあり、書いてみる気になった。いろんな切り口があるから、何回かに分かれることになると思うけど。

そのお友達は最近、英語の学習を始めたそうだ。こまかに予定を組んで日々取り組んでいるそうだが、苦痛で仕方がないらしい。「わたしはコツコツやるのがとても苦手なのよッ!」とのことだった。

彼女のスタイルは、目標がはっきり決まっていて、短期的に熱量をものすごく上げて(それこそ寝る間も惜しむくらい)取り組むこと。そんなふうにして全力で力を注ぎ、ゴールするのが至上の喜びだと。

話を聞いていて、羨ましいなと思った。それは僕が持っていない特質だから。僕もやろうと思えば、全力で駆け抜けるようなことは、できなくはない。たまにはそういうことも必要なときがある。

でもそれをやると、急激なペースの変化に振り回される。終わったあとでひどく無気力になる上に、もとのペースに戻すのにものすごくパワーが要る。それは幸せなことじゃない。だから、できれば避けたいやり方だ。

それよりも、あまり興奮せずに、時間をかけてペースをつくり、少しずつ目盛りを上げていく。ずっと続けて、「少しずつ」の総量で勝負するというやり方が好きなのだ。

「コツコツ続ける」なんて書くと、まるで「みんなが習得すべき勤勉さ」であるかのような響きがあるけど、彼女の話を聞いていて、性格上の向き・不向きはあるのだと思った。そして、傾向に応じた取り組み方があっていい。

ただ、やはり、すこしずつ続けることが最終的には近道になる物事ってあると思うのだ。それはマラソンを走ることとか、外国語を習得することとか。そういうのを目指すなら、継続的にやれたほうがいいんじゃないかと思う。

「そんなの性格だよ」と言い切っちゃうと身も蓋もないので、僕がやってきたことや思うことなどを、これからゆるーく書いていこうと思います。

みなさんは性格的に「コツコツ」やる人でしょうか?それとも爆発的に何かに取り組む人?

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