ドッジボールってなんやねん

こどもの頃、皆さんはドッジボールで遊んだ経験はありますか?僕はよくドッジボールをやっていましたが、あまりいい思い出はありません。なぜならド下手だったから。

球を捕れないから、投げる機会がない。それに気が弱いから、厚かましく「ヘイ、パス!」などと叫べない。人に当てられないから戦力にはならない。ただし球をよけるのはそこそこ上手かったです。スレスレでよける達人でした。

さて、このドッジボール。「ドッジ」って一体何なのでしょう。人によっては大真面目に「ドッチボール」などと呼んでいて、「ドッジかドッチか、どっちなんや!?」などと心の中で突っ込んでいました。「どっちボール」ではないことは、なんとなく分かっていましたけど。だってダサいですよね。どっちボール(ぷぷ)。

答えは、大学生のとき(遅っ)、映画「マトリックス」を観てわかりました。

dodge bullets (弾丸をよける)

…という表現が出てきたからです。キアヌ・リーブスがスローで反り返って弾丸をよけるシーンが有名ですね。dodgeが「ドッジ」。つまり「ドッジボール」は、「よけるボール」だったのです。「当てるボール」じゃなかったんかい!

でも確かに、ドッジボールは最後までよけたチームの勝ちですね。よけまくってた僕は、人に当てなくともちゃんと”dodge ball”をやっていたのです。

それにしても、仮に「どっちボール」だったら、”which ball”だよな。なんか響き的にボールがいっぱいあるような。どうでもいいか。

このようなマメ知識を紹介しながら(役に立つのか!?)、生徒さんとダハダハと笑い、しっかりと英語の基礎を学ぶレッスンをやっておりますよ。