男臭く寂しい映画「戦場のメリークリスマス」

映画「ボエミアン ラプソディ」の2回目を観たばかりなので、ウィキペディアでQueenについて調べていた。そこで、何かのイベントでデイヴィッド・ボウイが彼らと共演してたとのことがわかった。

で、ボウイさんを調べたら、肩書きに「俳優」などとある。「何の映画に出てたんじゃい」と調べてみると、かの有名な「戦場のメリクリ」に出ていたというじゃないか。それで、初めてこの映画を観てみた。

なんといっても坂本龍一さんが作曲した同名の切なげな曲が有名なので、どんな映画かまったく想像が出来なかったものの、そういうのも超えてまことに男臭い映画だった(野郎しか出てこない)。

男臭さと、暴力と、寂しさで満ちた作品。凄く淡々としてたし、登場人物の誰かに共感というのもなく、あまり救われる要素もなかった。でも、いろんな意味で人間らしさが剥き出しで、僕は好きだったな。

観終わってから気がついたけど、クリスマスの日にクリスマスのタイトルがついた映画を観てた。そんなつもりは無かったけど。戦場にいる人も、そうでない人も、メリー・クリスマス。

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