激しい寄生獣「ヴェノム」

映画「ヴェノム」を観てきた。知性を持ったベトベトな生物が宇宙から飛来し、人間に寄生した挙句大暴れするという話である。原作が漫画に由来している映画にはありがちなんだけど、シナリオは結構いい加減だ。

だが、グロテスクな見た目のベトベトさんがなかなかいいキャラをしていて、彼(あるいは「それ」)がコメディタッチでめちゃくちゃなことをやらかすのだ。そこが面白かったな。

25年くらい前に「寄生獣」っていう漫画が流行ったんだけど、これも人間に寄生する謎の生物の話だった。ヴェノムを観た時に、僕は「寄生獣の凄く激しいバージョン」だと思った。

寄生する、喋る、身体がいろんな武器になる。両者はこれらの点で共通しているけれども、ヴェノムは超短気だ。白昼堂々と人や車なんかを街中で吹っ飛ばす。至極迷惑な生物である。

venomという単語は英語で、「ヘビやサソリなどの毒」という意味だ。googleで検索をしてみると中華圏向けのポスターがヒットしたんだけど、映画のタイトルが「毒液」だった。そうですよね。

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