これからのオンラインは…

近頃、「コロナ」という言葉をあまり聞かなくなった気がする。テレビやらに触れていない僕がそんな気がするだけなのかもしれない。感染しているひとは絶対にいるし、亡くなっているひともいる。だけど世の中的に、「脱コロナ」は進行形であることは間違いは無いんじゃないかな。

と同時にstay homeもなくなってきたわけで、go outが流行っている。だれも「ゴーアウト」をテーマにした歌なんかはうたってないけど(「♪外で・あ・そ・ぼ・う…」 とか)。3年前、stay homeが流行っていたときに持ち上がった「オンライン」のサムシングたちは、いまどうなっているのだろう?

僕はstay homeの流行に乗っかって「オンラインプログラム」「オンライン学童」みたいなものに携わるようになった。最近、そのへんの人の出入りが少なくなってきたように感じる。というより確実に少なくなった。みんな、外に出ていっているのだ。僕自身も出かける機会が増えてきたし。出張・訪問・映画館…

これから「オンライン」はどうなっていくのかな、って毎日考えている。3年前から急速に普及した「オンライン会議」は、これからも使われ続けるだろうね。便利だから。お友達がやっている「早朝オンライン瞑想」なんかも、続くんじゃないかなって思っている。みんなで早起きできるからね。

ただ、僕は日々じわじわ強く思うようになっているのだけど、「オンライン講座」「オンラインプログラム」といったものは世の中のニーズには合わなくなってきている。オンラインが前提の企画やら集客やらは、困難を強いられているに違いない。現場にいて「今わざわざオンライン?」っていう雰囲気は肌で感じているもんな。オンライン学童みたいなものに来る子供の数は、目に見えて減ってきている。みんな外で「ワー!」と遊んでいるなら、それはそれで喜ばしいことだ。

ではオンラインが無くなるといいのかというと、それはどうなんだろう。つい8ヶ月前まで「第◯波だ!!」と大騒ぎしていたわけだし、変異株やコロナではない何かが突然流行り始めて大都市がゴーストタウンagain、みたいにならないとも限らない。そうなれば、また「stay home」となり、「家でできる何かおもろいことはないか」ってなるんじゃない?

そんなときのためにオンラインビジネスを維持させるのか、また新しく立ち上げるのか… そう考えると、起こるかどうかわからない危機のためにオンラインビジネスを持続させるのはナンセンスか。そのときはみんなでNetflixやオンライン演劇againなんだろうか。

オンラインを知っているのは強み。世の中のニーズに答えたり、自分のアイデアを実現させるためのに「使える!」というところにはまれば、成果を出せる道具ではある。オンライン・オフライン、どちらにも足を突っ込んでいて「あっしフットワーク軽いでっせ」という働き方を目指したい。

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