TOEICって何やったんや!

TOEICって、一体なんやったんや?昨年から英語を使ってコミュニケーションをする機会が増え、疑問に感じるようになったことだ。

なぜ疑問に感じるかって?TOEICでスコアを伸ばしても、話す場になると、ちっとも喋れなかったから。これ、マジ。「聞く→答える」という瞬発力は、実際に使う中で鍛えないといけなかった。「オイオイ、一体俺は何を勉強してたんだ」って思ったぜ。

僕は勉強のための勉強をしたかったのではなくて、英語を使えるようになりたかったのだ。TOEIC L/R(リスニングおよびリーディング)のスコアを伸ばすようなことだけでは、それが叶わないことが、良くわかった。

ところで、英語周りの試験って、TOEICのほかに色々あるみたいだ。英検、IELTS、TOEFL…などなど。去年の初めに英検準1級を受験したのだけれど、これはわりと良い試験だと思った。リスニング・リーディングの選択式の設問だけじゃなく、小論文と面接もある。いろんな角度から、英語の運用能力を試されているように感じた。ただ、「そのマニアックな設問、要りますか?」というのは多少あったけど。やることが多いゆえに、英検がまことにめんどくさかった、というのはまた別の話だ。

TOEIC L/Rは、どういうわけか凄く流行ってるように感じる(僕が就職活動をしていたころだけなのかもしれないが)。高得点を持っていれば、企業は「おお、ある程度デキるんや」と判断してくれるものかもしれないね。あるいは、「アタイ◯◯点持ってるのよ〜」というファッションにもなるかもしれない。

でも、それだけだという気もする。もちろん、TOEIC L/Rの試験のために対策したことは、まったく無駄というわけではなかったよ。長い間、いっぱい模擬設問を聴いたことは、いま活きている。文字だらけの英文に怯まなくなった。

そやけど、TOEIC L/Rの試験のためだけに英語のトレーニングをしていたのは、楽しかったかと尋ねられると、そんなことはなかったと思う。言語を学習するんなら、どうせならもっと楽しい方法で触れてもいいよなあ、と思うのだ。だって、コミュニケーションの道具でしょう?ことばってさ。

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