留学に行っときゃよかった

今年の夏はホットだが、今月はじめからやっている「週末留学」もホットだ(ダジャレだ)。zoomを使って外国の人に繋いでもらい、海外の文化に触れようというプログラムだ。

これが、めちゃくちゃ楽しい。知る楽しさって、こういうことだよな、という感じ。と同時に、「留学に行っときゃよかった」っていう、後悔にも似た気持ちが湧いてくる。

僕は外国語大学に通っていたのだけど、留学はしたことがない。周りの学生の何人かは、海外に飛び出して行った。僕は、外国や外国語に興味があって外大に入ったはずなのだが、どうして留学の機会を得ようとしなかったのか?

たぶん、決める勇気と自信がなかったのだ。自分が向き合うことになる困難のことを思うと、面倒だったんだと思う。お金はなかったけど、奨学金などのチャンスがあるのかどうかを調べることすらしなかった.

ついでに言えば、社会に出てからも海外に行くチャンスはあった。Up with Peopleというやつ。だが、なんかいろいろ言い訳をつくって、そこもスルーしたのだ。単にタイミングではなかったと言えなくもないけど。

留学はしなかったけど、学生時代はそれはそれで愉快に生きていた。バックパックで中国を旅行をしたり。演劇に打ち込んだり。恋愛をしたり。よく遊んだし。そこに後悔はないんだけどね。

もし留学してたらもっと凄い人間になれたはず、とかそういうのじゃない。ただ、もっと自分に面白い経験をさせたかったと強く思う。もっと視野を広げられたはずなんだよな。今となっては、何もかも、後のフェスティバル(祭り)だ。

だって今こんなに楽しくて、勉強になっていて、「行ってみてえな」って思うんだから。自分で言うのは変かもしれないが、オモロイことをみつけられる感受性だってあると思う。

タイムトラベルができるとしたら、間違いなく僕は20歳前後の自分に会いに行くね。「ビビってんじゃねえよバカタレ(バチーン)」と頬を張ってやろう。まあ、突然おっさんが出てきて説教をすることのほうにびっくりされるだろうけどな。

イラストは、今日のクラスで出てきたインドネシアの文化のメモです。

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