継続することについて③【グッドバイ・フェードアウト】

やりたかったはずなのに、あるいはやると決めたはずなのに、フェードアウトしてしまった。そんな経験、ありますか?僕にはある。壮大な抱負を年始に掲げたりするんだけど、年末には抱負があったことすら忘れている。誰や、「今年は歴史を勉強する」なんて言ってたの(私だ)。

挫折したことはさておき、習慣的にものごとに取り組む助けになっているのが、「ほぼ日手帳」だ。使い始めて4年になる。僕の使い方は、こうだ。見開きの左側の日付のあるページには「やったこと」、右側の白紙のページは、メモとして使っている。

予定ではなく、「すでにやったこと」を記録するためのものとして手帳を使っているのだ。走った距離、やった英語学習の種類、観た映画、プレイしたゲーム、読んだ本、仕事…やったことは結構なんでも書いている。

どうしてこれが良いのか?それは「何かをやったかどうか」が、明らかになる点だ。書いていれば、やった頻度や量がわかる。つまり、やると決めたことがフェードアウトし始めると、一発でわかる。

フェードアウトって結局、例えるなら自分が植物にちゃんと水をあげられているかどうかウヤムヤになるから、起こるんじゃないだろうか。「あ、最近やってないな。いかんいかん」と気付けることが大切だと思う。

ここまで読んで、「オエ〜そんな細かく書けるかよ」と思う人はいるかもしれない。というか、高い確率でそう思われるに違いない。だけど、やってみると結構いいかも知れませんよ。一日の終わりに思い出しながらちょいちょいと書いてもいいし、何かをやり終える度に書いてもいい。

僕なんかは、書き込んだときに「お、今日はこれができたんだ、やったぜ」と思えることが結構嬉しい。やったことの報告先が、上司とか怖い奥さんとかじゃなく、ただの紙ってのは良くないですか?紙は「何や、それくらいしかできてへんのかい」なんて言ってこないもの。

なんと言っても、真っ白なところに足していけるという点が好きだ。自分が自発的に追いかけているみたいな気持ちになれる。ただし、「やるはずだったこと」みたいなものとの比較をやると、逆に追いかけられているような気持ちになるから、僕はやらない。

これが正解とは思わないけど、僕にはピッタリはまった「フェードアウト防止策」なので、紹介しました。「ほぼ日手帳」にもいろんなサイズがあるので、いっぱい書きたい人には、「1日1ページ」のバージョンがおすすめです。

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